千葉県の高校受験生では、Vもぎを受ける生徒が多いと思います。千葉県内の模試だと、進学研究会が提供しているVもぎと総進図書が提供しているSもぎが有名です。
高校受験生における模試の意味と模試の偏差値を上げるにあたって、必要なことを書いていきます。
中学3年生で受験勉強をどうやって進めていけば良いかが不安な方や中学1年生・中学2年生で高校受験生になった時に、勉強の方針が心配な方は是非読んでほしいです。
中学3年生は模試を積極的に受験しよう
中学3年生になると、テストの機会が増えてきますね。そして、どのテストも大切です。
学校の定期テストでは、中学3年生二学期までの通知表が受験に影響しますので、気を緩めることはできません。
中学校でも実力テストという形で模試を行います。この模試では、中学校の先生が志望校を考えるときに指標とします。
ほとんど毎月のようにテストが行われ、それぞれの意味と内容は異なるので、異なる対策をしましょう。
Vもぎってなに?
Vもぎとは進学研究会が提供している模試となります。
千葉県の公立高校入試に似せた問題構成をしてるから、中学3年生受験生にとっては予行練習となる機会を得ることができます。
問題の難易度は中学校で行っている実力テストよりも少し難し目に作られている印象があり、本番を意識した結果になると思います。中学3年生受験生にとっては、勉強したのに点数が取れないとメンタルが心配になるときもあります。
一日で5教科の受験をすることから、テストを受けきることも高校受験生には、慣れていないと最初は困難です。
詳しくは公式サイトをご確認ください。
Vもぎを受ける意味は
Vもぎなどの模試を受けると良いと思うことを現役塾運営者の目線から解説します!
- 5教科のテストを一日で解ける!
- 千葉県公立高校入試問題の練習試合として受けられる!
- 模試の会場が私立高校や特設会場だから、いつもと違う場所の緊張感がある!
- 時間も本番と同じだから、スケジュールが実感できる!
- 模試の前は模試の対策をすることで、勉強になる!
- 模試の問題は一年中、復習用として使うことができる!
- 模試の結果が返ってきた時に、今後の勉強内容を決められる!
このようなメリットがあります。模試を正しく受験することは受験生としての過ごし方の上でも大切なことです。
5教科のテストを一日で受けきるのは、とても体力が必要になります。過去問を購入する形で一人で勉強することもできますが、模試のような環境で受けることも大事になってきますね。
特におすすめしているのは、受験会場が学校や塾ではないことです。中学3年生の年齢だと、一人で知らない場所で勉強する経験はほぼありません。受付から退出までを経験する練習は入試本番で力を出し切るためにも必要なことです。
模試が終わると気になるのは結果ですね!良い結果が見ることができると嬉しくなりますね!
ですが、点数や偏差値だけで結果を見るのを終わりにしてしまうのはもったいないです!
自分が得点できた問題や不正解だった問題を確認して、次への計画を考えていきましょうね。
Vもぎで偏差値を上げるには
模試で点数を上げる最短距離の勉強ステップを紹介します!
高校受験用模試の範囲は、中学1年生から中学2年生までに学習したことが全てです。中学3年生の範囲からは10月以降から少しずつ出題されます。
ステップ1では、全体的に確認することが目的となり、今の学力で足りていないことを見つけ出します。
模試の問題を解いた後では、間違えた問題の解答解説を確認することで、現状の学力で理解できる問題を見つけます。
解説を読み理解できる問題は、次で点数が取れる問題です!
解答解説が理解できなかった場合は、別のテキストに戻りましょう。模試の問題よりも簡単な問題を確認することで、ちゃんと階段を登るように勉強ができます。
ステップ1で解いた模試をもう一度解いてみましょう。そのときに正解したい問題は最初から正解できた問題と解答解説を読み理解できた問題です。
わかるようになった問題を正解していくことで、確実に点数を上げることができます。
塾では先生がこのような手順で教えていきます。何をするかを自分で考えるのが苦手な生徒は、わたしたちが振り返らないといけない問題も用意するので安心ください!
Vもぎの受験前に必要なこと
模試を受験する前には対策としての勉強が必要です。模試を受ける意味でも、事前に対策する時間を作れるという理由もあるからです。
模試の対策方法 テキストを繰り返す
模試で正解するには、テキストを繰り返すことが必要です。学校のテストでも高得点を目指すときは、すぐに答えられるように繰り返します。模試の対策でも全範囲が網羅されているテキストを繰り返し解く勉強をしましょう。
模試の対策方法 苦手範囲を集中的に勉強する
全範囲されることが模試では難しい要因です。各教科で苦手に思ってしまっていることがあると思います。
苦手を克服するのは簡単ではありません。苦手を克服するためには、その範囲を集中的に勉強していきましょう。
特に解答解説を読み、わからないことは塾の授業や質問をしながら解決していくのがベストです。
Vもぎの受験後に必要なこと
模試の結果シートに最も価値があります。会場で受けた模試は時間配分の難しさ・長時間の集中力の維持など受け切るだけでも難易度は高いです。
本番と同じ状況で受けた模試だからこそ、結果シートは入試本番を意識したものとなるのです。
結果シートでは、全体の正答率と自分の正解した問題を比べることができます。
全体の正答率が高い問題は簡単だったと考えることができるから、次に対策をしなければいけない優先順位を付けられます。
本番と同じ環境だった模試の振り返りをしながら、次の模試や公立高校入試に向けて受験勉強を頑張りましょう!