国語の勉強は全ての教科の土台です。
全ての科目は言葉で書かれているため、正しく文章を読み取れる力・書く力をつけることでテストでの点数も取りやすくなります。
国語の問題を解く力を付けて、勉強の土台となる学力を身につけるためには、国語の勉強方法を知ることから始めましょう。
国語の勉強方法を知ろう!
国語の学力が上がりにくい理由

国語って、勉強してもすぐに成績が上がらないって言われるのはなんで??
国語の勉強方法を解説する前に一般的に国語は勉強しても、すぐには成績が上がらないと言われる理由を解説します!
- 国語の勉強方法がわからない。思いつきやすいのは漢字を覚える。
- 読解問題を解いても、これで良いかわからない。
- 国語って、日本語だし勉強しても変わらないと思っている。
などなどがあります。でも、国語も立派な教科の一つです!
勉強する教科ということは、勉強すれば学力が上がる科目であることは間違いありません。
国語も勉強すれば必ず学力があがる教科だから、勉強方法を知って国語も勉強しよう!
国語の勉強方法

具体的に国語の勉強って、なにすればいいの?
国語の勉強とは、どのようなことを考えれば良いかを解説します!目の前の勉強がどのようなことに繋がるかがわかれば、学ぶモチベーションも上がりますね。
言葉の知識を増やす
漢字を覚える意味は知っている言葉の数を増やすことで、意味の違いを知ることにあります。
たくさんの言葉を知っていることで、伝える力も増します。
語彙力を上げるためには、漢字を覚える
覚えている漢字の数を増やすことは語彙力を上げることに直接結びつきます。
一つの新しい漢字を覚えると、二字熟語・四字熟語を含めて多くの言葉を作ることができます。
普段に当たり前に使っている漢字でも、ひとつを使えなくなると表現ができない言葉も多くでてくるので、まずは漢字を覚える練習をしましょう。
語彙力を上げるためには、本を読む
読書で得られる国語力は語彙力が最も大きな影響を与える一つです。
文章の中には自然と漢字や表現が書かれます。文章のなかで触れる回数を増やすことで、ただの暗記ではなく使える知識となるのです。
語彙力を上げるためには、他言語を学ぶ
全てのことは比べることで、考えることができます。
日本語だけではなく、英語などの言葉を学ぶことで、他言語だとどのように表現されているかも知ることができます。
読解力を付けるためには
国語の学習では、最も中心的な存在になるのが読解力です。読解ができることで、他の科目へ良い影響となります。
読解力を付けるためには、「読む力」「解く力」を付けていきましょう。
文章を音読する
多くの学生が国語の問題を解いているときには、目でなぞるように読むだけになっている場合があります。ゆっくり音読するくらいのスピードで読むことで、読み取ることができる場合が多いです。
読解問題を解く
読解力は読む力だけでなく、読み解く力が必要です。そのためには、問題に向き合う時間を作りましょう。
問題で質問されることで初めて、そのことについて考えるようになります。設問として聞かれたことに正しく答える練習をすることが読解力を上げるために重要なことです。
作文力を上げる
国語の内容には文章を書く力もあります。日本語で書く文章を上手に書けるようには、どのようにすれば良いかを考えていきます。
文章を書く力というのは、今後の学生生活でも問われることが増えてきました。例えば推薦入試では志願理由書の提出を求められることも増えました。
社会人になってからはチャットなどで意思の疎通を図る必要から、学生時代で上手な文章を書けることは大事に能力になってきます。
中学受験・高校受験でも記述が必要な問題形式も増えてきました。点数源となる範囲ですので、文章を書く力を付けることは、多くのメリットを得ることができます。
文章を書く
まず、何事も「やってみる」ことが最も必要なことです。文章力を上げるには、作文を書く勉強を取り入れていきましょう。
作文の題はいくつかに分類されます。
- 要約(文章をまとめること)
- 感想文(自分の考えたことを相手に伝えること)
- 描写(様子をそのまま相手に伝えること)
- エッセイ(体験などから自分の考えなどを掘り下げていくこと)
- 物語(物語として起承転結を意識して書くこと)
自分がどのような文章を書くかを決めていく必要がありますが、他の人が見てくれる場合には、意図していることを確認しましょう。
自分の書いた作文を読む
上手い文章は音読をしていて違和感を感じません。音読をするときに「なんか読みにくい」「この文の意味ってなに」のように感じることがあれば、文章を訂正していく必要があります。
自分で書いた文章も時間を空けて再度読むことで、文の中での違和感を発見されることがあります。
読書をすることの意味
本を読むことは素晴らしいことです。小説ならば、映像では感じることができない心情の変化を感じることができます。評論文ならば、自分の考え方とは異なる情報を知ることができます。
では、読書をすることで読解力が上がるかと言うと上がらないです。
読書をすることで向上するのは、知識と文章を読むことに慣れることです。抵抗がなく文章を読むことで初めて読んだ文章も自然に読むことはできるようになりますが、解答する力は上がらないです。
読書は頭が良くなる!?
読書をすることで頭が良くなると言われます。本を読むことが良いことだと言われている理由を解説します。
学生からの趣味に読書を加えておければ、将来に活かせる有効な武器になります。
本を読むときは、先のことを予想するから頭が良くなる
文字で書かれている文章を読むことは、自然と先のことを予想するようになります。次に書かれる文章ではどのようなことが書かれているでしょう?
例えば接続詞などが使われている文章では、一部を隠されても次の文章で書かれることは予想できますね。
読書をすることで自然に考える力が養えるのは素晴らしいです!
読書は空白を埋める作業で頭が良くなる
難しい問題を解くことは、頭を使う感じがしますよね。
難しい問題の特徴は、問いから答えまでの空白が長い問題です。読書でも同じ効果を狙うことができます。
本という媒体は文字で必要な情報が書かれています。だから、文章を読み・書かれていることを理解するということは頭の中で情報を整理したり、書かれている情景を思い浮かべるようになります。
動画等に比べれば情報量の少ない文字では、理解するまでの空白が頭が良くなるポイントです。