数学は個別授業を最も受講していただく教科です。
算数・数学は嫌いな教科ランキング一位になる科目で、子ども自分で勉強するのが難しく感じます。
勉強はテキストを繰り返すことなのに、苦手だと思えば思うほど勉強において大切な【問題集を使いきる】ができなくなってしまいます。
この記事では、算数・数学が苦手な子がテキストをちゃんと使うにはどうすれば良いかを考えていきます!
数学の問題集を活用して勉強の効率を上げる
数学の勉強は問題を解くこと
「勉強する」とは問題を解くことです。2つの目標を考えながら、問題を解くことで勉強の意味を考えることができます。
- 新しい問題が解けるようになる。
- 今まで解けた問題が早く解けるようになる。
数学の勉強では、ちゃんと問題を解いてくれていることが多いです。他の科目だと勉強するとなっても問題を解かないことがでてしまいますので、数学は勉強しやすい教科といえます。
ただ、数学の問題は解けないときには何を見ても解けないとなることがあります。特に学校で配られるテキストの解説は親切でない場合が多いから、難しいですよね。
【数学の勉強目標】新しい問題が解けるようになる
数学の問題集を先に進めるのは、新しい問題が解けるようになるからです。
勉強の目標として、新しい問題が解けることが上げられます。
【数学の勉強目標】早く解けるようになる
問題集をなぜ繰り返すのか。過去に正解した問題でも繰り返したほうが良いです。
その繰り返すときの目標は前よりも早く解けることです。
問題を解く時に「こんな簡単な問題を解きたくない!」と思うことができたら、繰り返す必要はなくなります。
速さで言えば、問題を見たときに解法がすぐに浮かぶようになれば、その問題はクリアしたと思って良いです。
逆に「どうやって解くのだったっけ…?」となるうちは、もう一度解きたいですね。
数学の問題集を使い切る意味
問題集を使って勉強する根本的な意味は「成績を上げるため」「志望校に合格するため」ですね。
ちゃんと学力が上がるために使いますが、ちょっとだけ違った意味での理解もすることで問題集を使い切る目的意識を持ってほしいと思います。
問題集を使い切ることで達成感が味わえる!
一つのテキストを最後まで使うことは「とってもすごいこと!」なのです。ほとんどの方が買ったテキストを挫折してしまう場合が多いからです。
勉強を続けられる仕組みを自分のなかに取り入れることは重要なことです。やり切った!と思うことで達成感を味わうことができます。
ちなみに達成感を感じる他の方法は
- ノートを使い切る
- ボールペンの芯を貯める
- 鉛筆を使い切って並べる
- テキストに何回使ったかを書く
などがあります。本当に小さなことですが、自分が頑張った証は貴重なものとして大切にしてくださいね。
問題集の作った意味が理解できる!
問題集があるというのは作った方がいます。著者や編集者はプロで長い時間をかけて教材を作成しています。
ということは、作成者の意図が問題集にはあって読み取ることができれば十分な価値が生まれます。
テキストを上手に使うポイント
最初に使い方のページを読もう!
教材を作った人は、教材をどのように使ってほしいかを最初に書いてあります!
想いや使い方の例が書いてあるから、どのように使っていけば効果的に使えるかが書いてあるので、せっかくだから一回は作成者の意図に沿った使い方をしてみましょう。
自分の課題が発見できる
数学の教材では、多くの場合は色々な単元の問題が用意されています。
最後まで問題を解くことで、自分が解ける問題と解けない問題が判明します。
途中でわからないとなってしまって、解くのを止めてしまうと最後まで判明できない場合があります。
それは、後ろに用意されている単元が解ける問題かもしれないからです。
途中の一部の単元だけが苦手であって、他は正解できる場合もあるのです。
だから、最後まで解いてみて自分の苦手を発見する気持ちで解いてみましょう。
テストで点数が取れる勉強になる
テストで点数を取る勉強は、学校のテキストを十分に使うことを目標にしましょう。
テストでは範囲の内容を履修する必要があり、ひとつの教材を使い切る習慣を持っているとテスト対策も順調に進みやすくなります。
問題集を使いきる方法を紹介します!
楽しく勉強するには「できた!」という実感が必要です。
でも、数学のテキストって一問に時間がかかって先のページにいかないですよね。
だから、各ページで
「すらすらと解けた問題だけ解く」
ようにしましょう!
すらすらと解けない基準は5分考えて分からなければ、先に進む!
その時に、解けた問題にはテキストに〇をつけてモチベーションUP!
どんどん先のページに進んで、
「分からない問題は飛ばす!」
まずは、それで良いので1冊の問題集を終わらせてみましょう!
じゃあ、
「飛ばした分からない問題はどうするの?」
いくつかの方法を紹介します!それぞれの環境に合わせてできることをしましょう。
- わからなかった問題も【後日に解けばできることも!】二周目でも挑戦する!
- 分からないということは【前の単元がわからない】が原因の場合も。前の単元を復習する!
- 【塾で質問する!】ビオスタディなら、授業中だけでなく自習室でも解説します。
などの方法があります。
今回の一番大切なことは持っている問題集を使いきること!だから、わからない問題を飛ばして【そのまま放置】にしても悪いことではありません。
テキストが使い切ったというのは、とても自信に繋がります。
気持ちを楽にして勉強をがんばりましょう!